3分で猫に「お手」をさせる方法
はじめに
あなたがもし猫を飼っていたら、一度は
「何か芸でもしてくれないかなぁ〜」
と思ったことがあるでしょう。
「お手」「おすわり」「おいで」「伏せ」
などの芸当は犬が覚えるものであり、
猫に覚えさせるのは無理だと思う人もいるでしょう。
でもそんな事はありません。
猫にも覚えさせる事は出来るのです。
なぜかと言うと、犬と猫の知能はほとんど同じだからです。
つまり、教え方次第では充分に可能な事なのです。
「猫様」という意識
知能は同じくらいでも、
犬と猫では性格がまるで違います。
犬が飼い主にデレデレなのに対して、
猫はめちゃくちゃツンツンです。
かなりツンツンです。
(そこがカワイイんですけどね…)
猫はあなたが飼い主だろうと何だろうと、
「命令」される事を基本的に嫌います。
「命令を嫌うならしつけられないじゃん!」
と思いますよね?
ではどうすればいいのか?
「命令」ではなく「ご提案」をさせていただくのです。
例えば、カーペットで爪とぎをされて困る場合には、
上から強く怒ってはいけません。
ボロボロにされてもいい古い服やタオルを献上します。
爪とぎ自体を否定するのではなく、
代わりの物を与えるのです。
そうすれば猫に不満は溜まりません。
「猫様」という意識でいましょう。
(これはもうしょうがない…)
やればできる子、それが猫
いよいよチャレンジしてみましょう。
例えば「お手」なら、
猫の鼻先にエサを持っていき、
猫が手を出すのにタイミングを合わせて
「お手」と言ってみます。
この時に、犬に言う感覚で
「お手っ!!」と強く上からの口調で言うのではなく、
「お〜〜て〜〜、お〜〜て〜〜」と柔らかく下から
お願いするような口調で言う事が大切です。
他の芸当を教える時や、
何かをしつける時も同様にします。
猫は気分屋なので、1回3分くらいにしておきましょう。
「猫様」という意識を忘れなければ、
あなたの家の子もすごい事が出来るようになるかも!?